第1条(目的と定義)
本規約は、Sun Sun House株式会社(以下「S社」といいます)が企画・管理する古民家再生事業(以下「本事業」といいます)において、建物区分所有権を取得する法人または個人(以下「A社」といいます)の権利および義務を定めるものです。
本事業は、以下の三者構造により成立します。
- S社(管理会社・土地所有者): 土地の所有および物件全体の管理・保守・権利管理を行います。
- C社(運営会社): 建物を一括借上げし、宿泊施設としての運営およびリノベーションを行います。
- A社: 建物の区分所有権を取得し、賃料収益および宿泊利用権を有します。
なお、本事業は現物不動産の売買取引および賃貸借契約に基づくものであり、金融商品取引法上の金融商品には該当しません。
第2条(所有権および収益権)
A社は、取得した区分所有権に基づき、以下の権利を有します。
- 賃料収益権: C社との建物賃貸借契約に基づき、賃料収益を受領する権利
- 宿泊利用権: 本事業に基づき、別途定める条件により宿泊施設を利用できる権利
- 売却権: 区分所有権を第三者に売却する権利。ただし、売却時の仲介はS社が専任で行うものとします。
また、運営会社による優先買取の対象となります。
第3条(賃貸借契約の締結)
A社は、本事業の運用にあたり、以下の契約を締結し、これを遵守するものとします。
- 土地使用承諾契約:建物の存立に必要な敷地利用権について、A社は土地所有者であるS社との間で、別途定める「土地使用承諾契約」を締結するものとします。
- 建物賃貸借契約 :A社は、所有する建物部分について、運営会社であるC社との間で「建物賃貸借契約」を締結し、当該建物の運営をC社に一任するものとします。
第4条(管理・費用負担および委託)
- A社は、建物の管理業務をS社に委託するものとします。
- 管理内容には以下を含みます。
- 建物維持管理
- 修繕・清掃・保守
- 権利管理・登記管理 - A社は、以下の費用を負担します。
- 年間管理費:33,000円(税込)
第5条(優先買取権)
- 本事業には、運営会社による優先買取権が設定されています。
- 10年経過後、C社は市場価格に基づき優先的に買い取る権利を有します。
- 買取価格は市場状況により決定され、元本保証ではありません。
- また、S社による買戻しは以下の目安に基づき実施されます。
| 経過年数 | 買取目安 |
|---|---|
| 1年目 | 10% |
| 2年目 | 20% |
| 3年目 | 30% |
| 4年目 | 40% |
| 5年目 | 50% |
| 6年目 | 60% |
| 7年目 | 70% |
| 8年目 | 80% |
| 9年目 | 90% |
| 10年目 | 100% |
※上記は目安であり、買取価格を保証するものではありません。
第6条(税務上の取り扱い)
- 本物件は中古木造建物として扱われ、耐用年数は4年となります。
- A社は減価償却により損金算入が可能です。
- 税務処理は各A社の責任において行うものとします。
第7条(倒産隔離および事業継続)
- C社が運営不能となった場合、S社は新たな運営会社を選定し、本事業を継続します。
- S社が業務不能となった場合、A社は協議の上、新たな管理会社を選定するものとします。
- A社が解散・清算する場合、本権利は原則としてS社へ無償譲渡されます。
第8条(禁止事項)
A社は以下の行為を行ってはなりません。
- 法令に違反する利用
- 施設価値を毀損する行為
- S社またはC社の承諾なく行う営業利用
第9条(免責事項)
- 賃料、売却価格等は市場環境により変動します。
- 本事業は元本保証および利回り保証を行うものではありません。
第10条(管轄)
本規約に関する紛争については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。