日本の文化を、
世界へ。未来へ。

私たちが目指しているのは、ただ古民家を残すことではありません。
そこに息づく暮らしや文化を未来へ受け継ぎ、さらに世界へと発信していくことです。

古民家再生とは、単に古い建物を修繕することではなく、地域の歴史や人々の思いを呼び起こし、
新しい価値として未来につなげることだと私は考えています。
古民家は、先人の知恵や自然との共生の象徴であり、日本人の心そのものです。
この価値を改めて見直し、新しい形で活かすことが、未来の世代に誇れる日本を残すことにつながる。
そう信じています。

そして私には、ひとつの大きな夢があります。
それは、自分の故郷である“山形県”に『古民家ビレッジ』をつくることです。

雪深い冬を支えてきた梁や柱、世代を超えて語り継がれてきた暮らしの記憶。
そうした古民家を再生し、人が集い、
学び、世界中の人が日本の原風景を体感・体験できる場所にすること。

この夢こそが、私の原点であり、古民家再生の歩みを未来へとつなげていく象徴だと考えています。

地方から始まる小さな挑戦が、やがて世界と未来をつなぐ大きな架け橋になる。
その物語を、皆さまと共に紡いでいきたいと考えています。